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グッド「ドクター」

2020/05/31
グッド「ドクター」
こんにちは。
かんじゃまさひろです。

今日は日曜日なので、ちょっとプライベートな記事です。

外出自粛中に、僕は滅多に見ない映画やテレビドラマ、アニメを、いくつも見ましたよ。

wonder(君は太陽)、シング・ストリート、プレシャス、あなたの旅立ち綴ります、グッド・ライ、ベスト・オブ・メン、世界一不幸せなボクの初恋、かもめ食堂、あん、はじまりはヒップヒップ、マーリー、ハイキュー…

もう、ここには、書ききれないくらい見ました(笑) 

中でも、印象に残っているのが「グッドドクター」

いまは、フジテレビ再放送がされていて、日本版も見ていますが、韓国版のグッドドクターにハマってしまいました。

このお話は、天才的暗記能力と空間認識能力をもつ『サヴァン症候群』の青年パク・シオンが小児外科医として夢を叶えるまでの奮闘記なのですが…

僕には、身内に自閉症と診断された甥がいるので、他人事ではなく、まるで家族のように感情移入して見入ってしまいました。

全20話の一話ごとに、グッと考えさせられるセリフやシーンがあって、その度に、自身の在り方や生き方と照らし合わせて、立ち止まるのですが…

例えば、こんなセリフがありました。
小さな愛は、目に見えるのに…
ものすごく大きな愛は、見えない…

僕は、他人に親切にしてもらったり、優しくしてもらうことに関しては、すぐに素直に感謝して「ありがとう」って言えるのに…
普段から食事を作ってもらったり、洗濯してもらったり、これまで育ててもらってきた家族に関しては、毎日「ありがとう」とは言えていません。

母の日や誕生日、記念日には言っているけれど、毎日いちいち言うことが、まるで感謝の価値を下げるとでも思っているようなところがあって、感謝を伝えることを控えていたなって気づきました。

いま、ここにあるのは、ものすごく大きな愛のおかげだから、もっともっと言葉にしていけたらいいなって思いました。

ある回では、こんなシーンもありましたよ。

野球選手を目指していた少年が、病気のために夢を諦めなくてはいけなくて、その時、傍で手を握って、医師がこんなことを伝えていました。
夢をあきらめるのは、本当につらいよね。
けど、夢は、変えてもいいんだよ!
寝ている間に見ている夢のように、変えてもいい…

当事者のつらさに共感しつつ、今からの可能性に目を向けて、共に頑張って行こうというシーンに胸が熱くなりました。

僕自身も、病気のために、何度も夢を諦めてきたので、傍に、こんなドクターがいたら救われただろうなって思いました。

人がつらい時、たいていの場合は、目の前のことにしばられて、身動きがとれなくなっています。
だから視野が狭くなって、手にしているものを絶対に「放したくない!」って思うから、余計に苦しくなるんですよね。

でも、人生には、どうにもならないことがたくさんあって、それらに直面するこで、本当に大切なことが見えてきます。

自分や大切な人のことでつらくなるのは、一見、不幸に見えるけれど、実は、むしろ幸せなことです!

なぜなら、不安になって苦しむくらい、いまここに、大切なものがあるという証拠だから。

それを手にしている時点で、すでに幸せなのでしょう。

いろんなドラマを見て、やっぱり、生きることって素晴らしいって思いました。

今日も読んでくれて、ありがとうございました。
よい日曜日をお過ごしください。