こんにちは。
かんじゃまさひろです。
かつて、僕がキャリアカウンセラーをしていた時、多くの人がスラスラ短所は言えるのに、長所を言えないことに驚いたことがあります。
「あなたの長所を10個言ってみて?」
なんて言うと、顔を真っ赤にして、2,3個で止まることがよくありました。
長所を言うことに恥ずかしさや照れを感じる人が多かったんですね。
「もっと堂々と言ったらいいんだよ!」
「面接は、自分をアピールするところだよ!」
そんなことを言っても、堂々と自己アピールできる人は少なかったです。
そもそも、大学のキャリアオフィスやハローワークに相談に来る時点で、超真面目な人や消極的な人が多かったので、それはそれで仕方がなかったのかもしれません。
でも、短所が言えるということは、ちゃんと自分を理解しているということでもあります!
短所は、あなたが認識している「欠点」ですが…
実は、あなたにとっては「欠かせない点」です!
だから、もしあなたが欠点をわかっているなら、それこそが強みになります。
ものごとには表と裏がありますから、短所の見方を変えて長所に変換すればいいだけの話です。
ちなみに、僕の欠点は…
1:頑固
2:自己中
3:プライドが高い
4:二面性がある
でも、それを長所に変えてみると…
1:とことん筋を通す、やり抜く
2:確固たる自分の世界観を持っている
3:自信がある、専門家としてのプロ意識がある
4:オンとオフの使い分けをきっちりしている
こんな風に変換できます。
要は、見方や捉え方によって、どうにでもなるということ。
とはいうものの…
もしかしたら、多くの人が、親や教師、世間から言われ続けてきた「短所」や「欠点」を「駄目な点」だと認識し、それらを必死に無くそうとか、変えようとか、してきたかもしれません。
だから、そんな簡単に見方や捉え方を変換できないかもしれません。
でも、大人になった今、これまでまわりから言われてきたことを「単なる事実」として受け止めて、それは「私にとっては欠かせない点」だと認識してみてください。
あなたが、あなたの欠点を欠かせない点に変えられた時、あなたは、あなたの本当の素晴らしさに気づけますよ。