京都・東京・オンライン
  1. お布施ブログ
  2. お守りは「自分の分身」
 

お守りは「自分の分身」

2020/04/16
お守りは「自分の分身」

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

今年の初詣に行った時、いったい誰がこんな状況になると想像したでしょうか?

 

いま、誰もが想像できなかった世の中を生きています。

 

初詣に行った時のことを思い出してみると、おそらく、2020年の夢を願い、目標を宣言し、自分や大切な人たちの健康や幸せ、平和を願ったのではないでしょうか?

参拝後には、お守りを買ったり、おみくじを引いたりしたのでしょうね。

 

僕は、厄除けのお守りを買いましたよ。

後厄なんです。

 

きっと、多くの人たちがお守りを買って、それを持つことによって安心したり、守られたりしている気分でいるんだと思います。

 

でも、実は…

 

お守りを持つことの意味は「神様や仏様に守ってもらうためではない」ということを知っていましたか?

 

今日は、ちょっと「お守り」について書かせてくださいね。

 

僕の名前は、神社(かんじゃ)なので、もちろん、家系的に神社(じんじゃ)や神道は好きなのですが、実は、それと同じくらい仏教やお寺も好きで、頻繁にお寺に足を運びます。なんだか落ち着くから。

 

かつて、お寺の和尚さんに、お寺で売っている「お守り」について尋ねたことがありました。

 

その時に教えてもらったことが、衝撃的だったので紹介しますね。


お守りというのは、ご本尊様(仏様)の分身です。

そのご本尊様を一年間あずかるわけですから、あなたが、ご本尊様を守らなくてはいけません。

つまり、お守りを大切にすることで、あなた自身を大切にすることになるのです。


てっきり、お守りが僕を守ってくれると思っていたら、その逆!

が守らなきゃいけなくて、僕が大切にしなければいけなかったのです。


ついつい、お守りを持っていると安心して、勝手に大丈夫だと過信し、無茶をすることがありますが、もし無茶をすると、それはすなわち、ご本尊様を危険な目に遭わせるということにつながります。

 

だから、そんなことは絶対にしてはいけないし、お守りを大切にしながら、常に自分自身が思慮深い行動をしなければいけないんですね。

そして、自分自身を大切にしなければいけないのです。

 

いま、あなたの近くに「お守り」があったら、一度じっくり眺めて、そっと想像してみてください。

 

そのお守りは、ご本尊様の分身です!

 

それをいま、あなたがあずかっているわけだから、それ見る度に「お守りを大切にして、同時に“自分自身も大切に”しよう」と思ってくださいね。

 

お守りと共に、一日一日を大切に丁寧に生きながら、あなた自身が、元気で笑顔でいることが、お守りの“いいこと”に繋がってゆくのですね。