こんにちは。
かんじゃまさひろです。
苦しい時を越えれば、きっといいことがある!
だから、そのために、いま頑張らないといけない!
その精神は素敵だと思いますし、きっと、そうなんだと思います。
でも、だからといって、わざわざ、無理やり自分を苦境に追いやって、自分に厳しくしなくてもいいですよ。
苦しさを我慢したところで人生修行にはなりませんからね!
僕は、それを10年間の闘病生活を通して思い知りました。
幼い頃から、偉人の伝記を読むことが好きだった僕は、偉人が逆境や困難を乗り越えることに対して憧れをもっていました。
だから、勝手に「人生には苦行が必要だ」と思い込み、僕が難病になったことをチャンスに、歯を食いしばって、心身がズタボロになるまで必死に頑張り続けました。
いま、当時を振り返ってみると、
「なんで、あんなに自分にムチを打って頑張りすぎたんだろう?」
って思います。
もちろん、つらい経験を通して学ぶことや気づくこと、大きく成長できることはありましたが、本当につらかったなぁって思うんです。
もし、いまの僕がかつての自分に声をかけるなら…
「もっと、自分を大切にしろ!目を覚ませ!苦行が人生を幸せにするわけじゃない」
って言いたいです。
いま(2020年4月15日現在)多くの人たちが苦境に立たされています。
きっと、これを越えれば、良いことは沢山あるだろうし、いまが頑張る時なんだと思います。
でも、自分を追い込まないでくださいね。
もう、これ以上、頑張りすぎなくていいですよ。
苦しさを我慢しても、心身がズタボロになるだけだから、「苦行はしなくていい」と知った上で、すでに頑張っている自分やここまで頑張ってきた自分を、まずは、めいっぱいねぎらってください。
この時代を生きているだけでも大変なのだから、いまここにある自分を、どうか大切にしてくださいね。