こんにちは。
神社昌弘です。
今日は、春分の日…
お彼岸(ひがん)の中日ですね。
春のお彼岸とは「春分の日」を中日に、前後3日間、計7日間が「お彼岸」になりますが…
・3月17日(火)彼岸入り
・3月20日(金)中日(春分の日)
・3月23日(月)彼岸明け
この時期には、お墓参りに行かれる方も多いかもしれませんね。
春分の日は、太陽が真東から上がって真西へ沈みますが、この日に、あの世とこの世が通じやすいようで、昔の人たちは、このタイミングで先祖供養をすることによって、ご先祖様たちと交流をしていたようです。
だから、いまでも、その風習が残って、お墓参りをするのですね。
僕もお墓参りに行きたいのですが、最近は、いろんな事情で行くことが難しくて、うしろめたさと罪悪感を持つことが多いです。
そんな時、日頃、お世話になっている和尚様は、
「それでもいいです」
「お墓参りをしないからといって、先祖がたたることは絶対にありませんから大丈夫です!」
とおっしゃってくださいます。
もちろん、お墓参りに行けたらご先祖様も喜ばれるだろうし、それはそれでいいのでしょうが、それができなくても大丈夫!
心配は要りません。
お墓参りをしないからといって、罰をあてられたり、病気になったり、事故に遭うことはありません!
もし仮に、そんなことがあるとしたら、それはご先祖様のせいではなく、自分のせいです。
自分のうしろめたさや罪悪感、「たたりがある」という悪い予感を信じている姿勢が、そのような現実を引き寄せているのでしょう。
そもそも、僕たちが亡くなって、あの世からこの世を見た時に、自分の子孫が墓参りをしないからといって“たたり”ますか?
そんなわけがありません!
僕たちが生まれてくるまでに、沢山のご先祖様たちが関わってくれて、そのおかげで、いまここに「僕たち」がいます。
だから、この「大切ないのち」を脅かすことなどありえません。
もしそれでも心配な方がいたらこちらをご一読ください。
お墓参りができても、できなくても、せっかく、このブログを見てくれたなら…
せめて今日くらい、ほんの少しでいいから、過去から引き継がれた「いのち」に意識を向けて、その場で手を合わせて、そっと、ご先祖様たちに感謝ができるといいですね。
そして…
いまここで、とびっきりの笑顔で喜んでいる姿(命を輝かせている姿)を見せられたら、きっとご先祖様たちは、あの世で大喜びしてくれると思います。