こんにちは。
神社昌弘です。
僕は、いつもポストカードをプレゼントしているのですが…
(ご希望の方だけにですが…)
自作の1,300種類の中から“8枚”をカバンに入れて持ち歩き、出会った人に“直観”で選んでいただいています。
そのポストカードの裏には「名刺」を入れているのですが…
以前、僕は、そこに着物姿の名刺を入れていたことがあります。
父も母も茶道や華道を習っていたことがあり、僕も少しばかり茶道や華道を習っていたので「着物」は好きだったのですが、実は自分の着物を持っていなくて、いつもレンタルしていました。
もちろん、その名刺に写っている着物はレンタルで、自宅ではない凄い場所で撮影したものでした。
それなのに、
まるで自分の着物のように…
しかも自宅のように…
振るまっていたんですよね。
そんなある日のこと。
大企業の会長の奥様と御縁をいただいて、名刺交換をした際に、
「うさんくさい」
「これ、あなたの着物じゃないでしょ?」
「ありのままの“等身大”の自分に戻しなさい」
「これだと、あなたの“本当の良さ”が伝わらない」
って言われたんです。
すごいショックを受けましたが「バレた」って観念しました。
最初は、イラっとしましたが、その後、すぐに恥ずかしさが込み上げてきて、顔から火が出る思いでした。
見る人が見たらわかるんだなぁと思って、すぐに名刺を作り替えることにしました。
そうして、その日の内に名刺を処分して、新たに作り替える手配をして、出来上がると同時に、再度ご挨拶に伺うと、あまりの速さにびっくりされて、とても気に入ってもらえました。
それ以来、とてもよくしていただいているのですが、自分が特別なことをしようとしている時や凄いことをしようとしている時ほど、細心の注意が必要だと思いました。
とはいうものの、知らない間に傲慢になったり、勘違いするような時もあるので、ショックを受けた時やイラっとした時こそチャンスだと思って、定期的に「注意」してくれる人に出会って、率直なアドバイスをいただくようにしています。
僕がこれまでに教わった、その人が本物かどうかを確かめるポイントは3つあります。
・身分相応の生活をしているか
・その人のまわりにいる人が、明るくて楽しくしているか
・家族や身近な人に怒鳴りつけていないか
です。
もし自分の中に、ゆるぎない自信があれば、外見にこだわる必要はありません。
見た目が普通の人の方が、実は本物の場合も多いので、僕も等身大の自分で“ありのまま”にいたいと思います。