こんにちは。
カウンセラーの神社昌弘です。
僕の「欠点」は、プライドが高すぎるところ。
そして頑固なところです。
とにかく、プライドが高くて、若い頃は、よく人を見下していました。
(ごめんなさい)
そして、独りよがりの自分勝手な信念と共に、頑なに動かないところがありました。
そんな欠点を、欠かすことのできない点に変えて、うまく活かせたら問題はないのですが、そんな簡単に活かせるわけもなく、今でも間違ったプライドが邪魔をして失敗することがあり、頑固さゆえに素直になれないことがあります。
心理学的には、欠点を肯定して、ありのまま認めて受け入れることが肝心だと言われます。
でも、これって奇麗事ですよね?!
そんな簡単にできれば、誰も苦労はしません。
そんな時、僕は、かつて茶道を習っていた時のことを思い出します。
一流の茶道具というものは、どこかいびつで、ヒビが入っていたり、欠けたものさえあります。
それが“わび・さび”であり、そこに虚飾(うわべの体裁)を捨て去り、真実を希求する心があると教わりました。
いびつな茶道具を見る度に、人間も同じで、ヒビが入っていたり、欠けているところがあるからこそ、それでいいんだなぁと思い出します。
だから、もし「欠点」で落ち込むようなことがあれば、その時は大きく深呼吸をして、いまここに、未熟な自分が成長していることに気づいてくださいね。
そして「まだまだ、だなぁ」と思いながらも、そんな自分の傍には“誰が”がいてくれることを忘れないでください。
人は…
欠点があるから出逢い、
未熟だから成長でき、
不完全だから愛し合えますからね。