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「聴く」しかできない!

2020/04/18
「聴く」しかできない!

こんにちは。

かんじゃまさひろです。

 

僕の元には、毎日、こんな“声”が寄せられます。

 

「身内や知り合いの中で、最初にコロナウイルスに感染することだけは嫌!それが怖い!のせいで、まわりに迷惑をかけるのは耐えられないから…」

 

そうですよね。

僕も一緒です。

 

だから、うつらないように、そして、うつさないように、約一か月間ひきこもり中です。

 

ひきこもれる環境にあるだけ、僕は幸せなのですが、世の中には、この状況でも出勤したり、外出しなくてはいけない人たちが多くいますよね?

 

日々、不安や恐怖と向き合い、みんなのために頑張ってくださっている人たちに、心から感謝をしています。

命がけで働いて下さっている人たちに、ありがとうございます。

 

僕は、ひきこもりながら、いまの自分ができることとして、毎日Zoomを通して色んな人たちの話を聞かせてもらっていますが…

 

◆3月は、

不安になっている人には「独りで抱え込まなくていいよ」…

恐怖と戦っている人には「頑張ってくれてありがとう」…

と言うことが多くありました。

 

◆4月初旬は、

頑張っている人には「そんなに頑張らなくてもいいよ」…

我慢している人には、「無理しなくてもいいんだよ」…

強がっている人には「まわりを頼ってもいいんだよ」…

と言うようになりました。

 

そして、いま…

◆4月中旬には、この状況では、もう何も言えません!

 

頑張っている人の裏側には、命がけで使命を果たしている姿があり…

我慢している人の裏側には、まわりに心配をかけたくない、迷惑をかけたくないという優しさがあり…

強がっている人の裏側には、強がることで、自分自身を保っている部分があるからです。

 

そんな時にできることは…

どんなメッセージやアドバイスよりも、やっぱり「聴く」ことなんだなぁと痛感しています。

 

人は誰しも、大変な時には、

・人の役に立ちたい

・何か力になりたい

と思うことが多く出てきますよね。

 

もちろん、その姿勢は素敵なことですが、その想いが強すぎると、つい自分基準からのスタートになって、

・おせっかいになったり

・正義の押し付けになったり

独りよがりになってしまうことがあります。

 

人を癒したいという裏側には…

無意識に相手を哀れに見ている視点があり、

何かをやってあげたいという上から目線があります!

 

だからこそ…

いまこそ、そこを肝に銘じて、謙虚な気持ちを見失わないように気を付けています。

 

僕のカウンセラー養成講座では、いつも最初に、

人を癒したいと思う心の奥底に“卑しさ”はありませんか?

と伝えていますが、僕自身が、いま、卑しい自分を反省し、徹底的に「聴く」ことに集中したいと思っています。