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心を「強く」するために知ってほしいこと!

2020/02/19
心を「強く」するために知ってほしいこと!

こんにちは。

カウンセラーの神社昌弘です。

 

僕は、心の専門家として、心の授業をひらいたり、おはなし会をひらいたり、カウンセラー養成講座を主催したりしています。

その中で、多くの人が「もっと心を強くしたい」と願っているんだなぁと気づきます。

 

心は、簡単に弱くできるのに、その逆、強くすることは難しいです。

見えないもの、形のないものだから、難しいのですね。

 

困難や苦行を経験すると、確かに心は強靭にはなりますが、無理矢理、自分を窮地に追いやる必要はないと思います。

(それが好きな人は別ですが…)

それよりも、しなやかさを身に付けながら、立ち上がる練習をする方が、その人にとってベストタイミングで強くなれる気がしています。

 

この“しなやかさ”を身に付けるというのは…

まず、人生は誰もが転ぶということを知って、転ぶのを恐れるのではなく、転んでも大丈夫だと気づいて、立ち上がる練習をすること。

 

どういうことかというと…

 

ここで、赤ちゃんが立って歩く迄の過程をイメージしてください。

赤ちゃんが、寝返りからズリバイ、ハイハイからつかまり立ちへと移行し、そこから立って歩く迄の期間に、何度も何度も転びますよね。

 

思い返して欲しいのですが(もしかしたら記憶にないかもしれませんが)、あなたが立って歩くために、無理矢理、自分を険しい道に追いやって、自分に鞭を打って、歩く練習をしてきましたか?

 

おそらく、そんなことはしなかったと思います。

 

無意識に体を動かしながら、いろんな動作をすることによって、自然に腹筋や背筋が鍛えられ、何度も何度も転びながら、気づいて学び、そして、自然に歩けるようになったのではないでしょうか?

 

大人になると、どうしても、転ぶことを恐れたり、傷つくことを避けたり、失敗することを怖がったりして、“なんとかしよう”としますが、心が一番強くなるのは、転んだ時、傷ついた時、失敗した時です。

 

転んでも大丈夫!

傷ついても大丈夫!

失敗しても大丈夫です!

 

だから、

転んだ自分を責めるのではなく…

また傷ついた自分をジャッジするのでもなく…

さらには失敗した自分を追い込むのでもなく…

事実を事実として認めた上で、立ち上がることだけに意識を向けて、また一歩動き出すこと!

 

それが大切!

 

自分が自分の味方になって、自分が自分を応援できるようになった時、自然に心は強くなってゆきます。