コロナ禍で、みんなが不安になっている時、カウンセラーという立場から、
「いまの僕にできる社会貢献はないか?」
と考えて、毎月、京都新聞へコラムを投稿することに決めました。
おかげさまで、2020年4月から定期的に、僕のコラムが京都新聞(朝刊)『窓』欄に取り上げられています。
こちらでは、その一部を紹介したいと思います。
ハロウィーンが終わり、そろそろクリスマスツリーを出そうと、クローゼットを漁っていた時のこと。
ツリーだけ出すつもりが、余計なものまで引っ張り出して、荷物の山になってしまいました。
この機会に断捨離をしようと「要るものと要らないもの」を見極めましたが、処分するモノの山を見てびっくり。
その量に驚いたのはもちろん、自分が幸せになるために買ってきたモノのつもりが、実は「幸せに見られる」ために買ってきたモノの方が多かったことに気づきました。
どうやら僕は、自分が「幸せになるモノ」よりも、他人からの目を気にしたり、まわりのブームに流されたり、誰かのお勧めで買ったり、とりあえず適当なモノを買ったりして、その場だけで満足して、そして飽きたら押し入れに入れるようになっていたんだと思い知りました。
もちろん、中には大切なモノもあり、ずっと大切にしているモノもあります。
でも、この現実を目の当たりにした時に、これからは、自分の心が震えるモノを厳選して、自分が最高にハッピーになれるものに囲まれて、幸せに過ごしたいなって思いました。